子犬を迎えたら、少しずつ始めておきたいのがお留守番トレーニングです。
飼い主さんと離れることへの不安が強くなりすぎないように、子犬の頃から**「ひとりでも大丈夫」「飼い主さんは必ず戻ってくる」**という経験を積んでおくことは、分離不安の予防を考えるうえでも大切です。
我が家のあられは、とにかくひとりが苦手。私の姿が少し見えなくなるだけでも不安になってしまい、お留守番の練習にはとても苦労しました。
この記事では、そんなあられと一緒に実践した、1秒から少しずつ離れるお留守番トレーニングの方法をご紹介します。
犬にとって「ひとりで過ごすこと」は練習が必要
犬は、人やほかの犬と一緒に過ごすことを好む子が多く、最初からひとりで過ごすことが得意とは限りません。
特に、家に迎えたばかりの子犬にとって、飼い主さんの姿が見えなくなることは不安に感じることもあります。
もちろん性格や犬種によっても違いがあり、ひとりでも落ち着いて過ごせる子もいれば、飼い主さんと離れることが苦手な子もいます。
我が家のあられは、完全に後者でした。
とにかく、ひとりになるのが苦手。
私の姿がほんの一瞬見えなくなっただけでも、
「どこ行ったの?」
と不安になり、粗相をしてしまうこともありました。
お留守番どころか、私がちょっと別の部屋へ行くだけでも大事件です(笑)。
でも、これから一緒に暮らしていく中で、仕事や買い物など、どうしてもひとりで過ごしてもらわなければならない時間はあります。
そこで、**「ひとりになっても大丈夫」「飼い主はちゃんと戻ってくる」**ということを少しずつ覚えてもらうために、お留守番の練習を始めました。
我が家で実践したお留守番トレーニング
あられはひとりになることがとても苦手だったので、お留守番の練習は本当に少しずつ進めました。
大切にしたのは、「ひとりで我慢させる」のではなく、「ひとりでも大丈夫」という経験を少しずつ増やしていくこと。
ここからは、実際に我が家で行った方法をご紹介します。
お留守番の練習はいきなり長時間ではなく少しずつ
最初から30分、1時間とお留守番させるのではなく、まずはほんの一瞬離れるところから始めました。
あられに「ハウス」でケージに入ってもらい、私が部屋の外へ出ます。
最初は本当に1秒くらい。
すぐに戻ります。
それができたら10秒、20秒、30秒……というように、あられの様子を見ながら少しずつ時間を伸ばしていきました。
ここで大切なのは、「何分できたか」よりも、子犬が落ち着いていられたかどうか。
不安そうにしているのに無理に時間を伸ばすのではなく、できるところまで戻って練習します。
お留守番もほかのトレーニングと同じで、まずは**「できた」という経験をたくさん作ってあげること**が大切だと思います。
慣れてきたらドアを閉めてみる
飼い主さんが少し離れることに慣れてきたら、次はドアを閉める練習をしました。
最初はドアを閉めて、すぐに開けるくらいでOK。
それが平気になったら数秒、10秒……と、少しずつ時間を伸ばしていきます。
「昨日はできたのに、今日は不安そう」
という日があっても大丈夫。
そんなときは無理に先へ進まず、また短い時間からやり直します。
その子のペースに合わせることが、お留守番トレーニングではとても大切です。
コングなどの夢中になれるおもちゃを用意する
飼い主さんが離れることばかりに意識が向いてしまう子には、コングなどの夢中になれるおもちゃを使うのもおすすめです。
我が家でも、コングにフードを入れて、あられが夢中になっている間に少しだけ離れる練習をしました。
「飼い主さんがいなくなった!」
ではなく、
「今はコングに夢中!」
という時間を作ってあげます。
普段から好きなおもちゃやごはんなどを上手に使って、ひとりで過ごす時間にも楽しいことがあると感じてもらえるようにしました。
ただし、お留守番中に使うおもちゃは、誤飲や破損の心配がないかを事前に確認しておくことも大切です。
「いってきます」「ただいま」は言わない
私がもうひとつ意識したのが、出かけるときと戻ってきたときに特別な声かけをしないことです。
「待っててね」
「いってきます!」
と声をかけてから出ていくのではなく、できるだけ自然にその場を離れます。
戻ってきたときも、
「ただいまー!」
「寂しかった?」
とすぐに大騒ぎするのではなく、普段通りに。
帰ってきてすぐにケージから出すのではなく、荷物を置いたり、ほかのことをしたりしてから自然に出すようにしていました。
私が意識したのは、飼い主が出たり戻ったりすることを「特別な出来事」にしすぎないこと。
「飼い主さんがいなくなる=大変なこと」ではなく、日常の中で普通に起こることとして受け止めてもらえるように練習しました。
「飼い主は必ず戻ってくる」を覚えてもらう
お留守番トレーニングを通して、私があられに一番覚えてほしかったのが、
「飼い主はちょっといなくなることがある。でも、必ず戻ってくる」
ということです。
1秒離れて、戻ってくる。
10秒離れて、また戻ってくる。
少し長くなっても、ちゃんと戻ってくる。
この経験を何度も繰り返しました。
お留守番は、子犬に「ひとりで我慢してね」と教えるためのものではないと思っています。
「ひとりになっても大丈夫」
「ここで待っていれば安心」
「飼い主さんはちゃんと戻ってくる」
そう思えるようにしてあげることが、お留守番の練習では大切です。
あられのようにひとりが苦手な子は、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
焦らず、その子が安心してできる時間から少しずつ。
「今日もできたね!」を積み重ねながら、その子のペースで進めていけばいいと思います。
お留守番のために普段から大切にしたいこと
「ひとりでも安心できる場所」を作っておく
お留守番の練習と同じくらい大切なのが、普段から子犬が安心して過ごせる場所を作っておくことです。
我が家では、ケージを「閉じ込められる場所」ではなく、あられが安心して過ごせる場所にすることを意識しました。
ケージの中でごはんを食べたり、コングで遊んだり、お昼寝をしたり。
普段から心地よく過ごす経験を重ねることで、
「ここにいれば安心」
と思ってもらえるようにします。
また、飼い主さんとの信頼関係を築くことも大切です。
「少し離れても、飼い主さんはちゃんと戻ってくる」
そう思える関係と安心できる場所があることが、お留守番トレーニングの土台になると思います。
お留守番は「我慢させる練習」ではない
お留守番トレーニングというと、
「ひとりで我慢できるようにしなくちゃ」
と思ってしまうかもしれません。
でも、私が大切にしたのは、我慢させることではなく、ひとりでも安心して過ごせるようにすることです。
不安そうにしているのに無理に長時間ひとりにするのではなく、まずは1秒、10秒と、その子が落ち着いていられる短い時間から始めます。
そして、
「ひとりになったけど大丈夫だった」
「飼い主さんはちゃんと戻ってきた」
という成功体験を少しずつ増やしていきます。
ひとりが苦手な子ほど、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
焦って時間を伸ばすのではなく、その子が安心してできるペースに合わせて進めていくことが大切だと思います。
まとめ
「ひとりでも大丈夫」を少しずつ増やしていこう
お留守番トレーニングで大切なのは、長い時間ひとりで我慢できるようにすることではなく、ひとりでも安心して過ごせるようにしてあげることだと思います。
あられのようにひとりが苦手な子は、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
だからこそ、最初はほんの1秒から。
少し離れて、戻ってくる。
慣れてきたら少しずつ時間を伸ばし、コングなど夢中になれるものも上手に使いながら、
「ひとりになっても大丈夫だった」
「飼い主さんはちゃんと戻ってきた」
という成功体験を積み重ねていきます。
そして、トレーニングだけでなく、普段から**「ここにいれば安心」と思える場所を作っておくこと**も大切です。
飼い主さんとの信頼関係も少しずつ築いていく
お留守番が苦手だからといって、焦る必要はありません。
その子が安心できるペースに合わせて、「ひとりでも大丈夫だった」という経験を少しずつ増やしていくことが大切です。
そして、普段から飼い主さんとの信頼関係を築いておくことも大切です。
「飼い主さんはちょっといなくなることがある。でも、必ず戻ってくる」
そんな経験を何度も繰り返すことで、少しずつ安心して待てるようになっていきます。
あられと私も、最初からうまくできたわけではありません。
あられの様子を見ながら、離れる時間を短くしたり、方法を変えてみたり、何度も試行錯誤してきました。
子犬のしつけは、その子によって進むペースも違います。
焦らず、その子の気持ちに寄り添いながら、「今日もできた!」を一緒に少しずつ増やしていきましょう。

Furboなら、外出先からスマホで愛犬の様子を確認できます。ひとりで過ごすときの様子を知ることで、
お留守番の練習にも役立ちそう。離れている間も見守れるのは、飼い主さんにとって心強いですね♪
